筆記試験の出題内容を詳しくご紹介します。

保育士試験の概要①

 

平成25年より、保育士試験の筆記試験の科目名が一部変更になりました。

 

筆記試験は、連続2日間に及び9科目(実質8科目)が実施され、筆記試験の全科目に合格しなければ、実技試験を受験することができません。

 

 

筆記試験の内容

解答はマークシート形式で、合格ラインは、各科目とも100点満点とし60点以上の得点で合格することができます。

 

教育原理/社会的養護」は各分野50点満点とし、それぞれ30点以上の得点で合格することができます。

 

合格した科目は翌々年(3年間)まで有効になるので、8科目中6科目合格することができれば、翌年以降は残りの2科目だけを受験すればいいのです。

 

 

保育原理

厚生労働省が告示する保育所保育指針に関する出題が半分以上となっています。
子どもを保育していく上での保育計画と指導計画や、保育の歴史、苦情に対する解決、保育士の資質と任務なども理解しておくことが必要です。

 

 

教育原理/社会的養護 ※2科目で1科目扱い

教育原理は教育の基礎知識を学ぶ科目で、教育基本法などの法律に関する問題や、教育分野で功績のある人物や著作物などの教育史が試験に多く出題されます。

 

社会的養護は、十分な養育を受けることができない子どもや、社会問題化してきた児童虐待など児童の養育と保護についての基礎知識を学ぶ科目です。

 

 

児童家庭福祉

障害児や母子家庭、孤児など、保護や支援が必要とされる児童に対する法的な施策を学ぶ科目で、子供が直面している児童虐待、いじめ、不登校などの問題に対する施策の動向など、広範囲に渡る勉強が必要になります。

 

 

社会福祉

社会福祉の分野はとても広く暗記が必要な項目も多いので、早めに試験対策に取り組んでおきたい分野です。社会福祉とは、高齢者、障害者、児童など支援を必要とする人の生活を法律で制定されています。

 

 

保育の心理学

乳幼児期から老人期まで、人間の成長に伴う発達の過程における精神的な心の動きを学ぶ科目で、試験では、子供の成長や発達をサポートするための知識や、実際の保育現場で関わる様々な問題の対応力が問われます。

 

 

子どもの保健

科目変更前の「発達心理学」「精神保健」「小児保健」に沿う「子どもの保健」は、平成25年度より新設された科目で、子供の病気や予防の方法、事故や対策など小児医学の内容になります。

 

 

子どもの食と栄養

子どもの発育・発達段階に適した栄養と食生活に関する知識について学ぶ科目で、試験では、基礎栄養学や小児栄養に関する理解度が問われます。

 

 

保育実習理論

他の科目で学習した知識や、技能を実際の保育現場で実践できる力を身につけるための科目で、保育所保育指針などの法律や、音楽、造形、言語などの分野からも出題されます。